LPIC勉強 2-3日目
2日目:第1章システムアーキテクチャ
コマンドでシステムの状態を取得する系の問題.
サーバを適当に管理してきた自分には知らないファイル名やコマンドが多い.
ついでにKernelが2.4, 2.6系が対象っぽくて,3.x系とはちょくちょく差異がある.
(※これは今後の章でも同じなので,意識しておく)
以下,備考録
ディレクトリ
コマンド・ファイル
/proc/interrupts
:デバイスが利用しているIRQの情報
/proc/dma
:dma情報
/proc/cmdline
:カーネル起動時のオプション設定
modprobe
:モジュールロード・アンロード
/etc/modprobe.conf
:起動時カーネルモジュールロード設定ファイル(2.6系)
/var/log/message
:一般的なシステム動作に関するログ
ランレベル
:Linuxの動作モードの設定.0-6の整数.内容は以下の通り.
- 0:システム停止
- 1:シングルユーザーモード
- 2:マルチユーザーモード(テキストログイン・NFSサーバ停止)
- 3:マルチユーザーモード(テキストログイン)
- 4:未使用
- 5:マルチユーザーモード(GUIログイン)
- 6:システムの再起動
telinit
・init
コマンドで設定.runlevel
コマンドで確認.システム起動時の設定等は/etc/inittab
に記述されている.
/etc/rc.d/[ランレベル].d
にはそれぞれのランレベルで起動した際に実行されるスクリプトのリンクを置く.(これまでどういう意味か知らずに使っていたが,納得した)
最近は起動時に従来のSysVinit
プロセスではなく,Upstart
やsystemd
という新しいinitプロセスを使っているらしい.CentOS 7.0ではsystemd
が使われているようだ.
3日目:第2章Linuxのインストールとパッケージ管理
Linuxのインストール時の適切なパーティションの設定や,rpm・apt・yumと言ったパッケージ管理ソフトのオプション等.
以下,備考録.
インストール
Linuxのインストールには最低でもルートとスワップ領域が必要.
/
:色々入ってる(先述フォルダ構成参照).容量を多くとっておく
/tmp
:RAMと同じか,倍程度の容量をとっておく
/boot
:多くても100MB程度
GRUB
1系
/sbin/grub-install
:インストール
/boot/grub/menu.lst
:設定ファイル
設定反映時コマンドは不要
1番目のパーティションは0からカウント
2系
/sbin/grub-install
:インストール
/boot/grub/grub.cfg
,/etc/default/grub
,/etc/grub.d
以下:設定ファイル
/usr/sbin/update-grub
:設定反映時コマンド
1番目のパーティションは0からカウント
共通ライブラリ
ldd
:実行ファイルが必要としている共有ライブラリを表示
/etc/ld.so.conf
:共有ライブラリのパス設定等.編集後はldconfig
コマンドで反映
LD_LIBRARY_PATH
:共有ライブラリを検索対象に関する環境変数
dpkg
:debパッケージのインストール・アンインストールを行う
rpm
:RPMパッケージをインストール/アンインストールする
パッケージ管理に関するコマンドについては,そのオプションについて細かく聞かれるので,実際にコマンドを使いつつ,慣れておく.