OpenMediaVault 5 (beta) をインストールした
追記(2019/05/12)
なんかそもそもOpenMediaVaultの導入がうまく行ってないっぽい?
Vagrantで試したら,下記不具合はありませんでした.
背景
OpenMediaVault 4で自宅NASを運用していたのですが,色々あって設定が吹っ飛びました.
公式サイトを見ると,OpenMediaVault 5がbetaになっており,これもなにかの機会ということで試してみました.
所感
- Pluginが現状少ない(Docker-GUIとVirtualBoxが使えないのは痛い)
- UIいじってるだけで変なエラーが出ることがある(直接xmlファイル書き換えるとうまくいく)
- TimeMachineがNetatalkなしで使えるのは便利
導入
今回はOpenMediaVaultをUSBメモリにインストールして利用しています.
USBメモリについては8GBと32GBのものを準備し,それぞれインストールメディア,インストール先としています.
Debian 10 RC1 + OpenMediaVault 5.0.1です.
問題
パーティション設定時にエラーが出る
解決策
OpenMediaVaultのイメージから導入せずに,Debian 10のイメージからインストールするとうまくいきます. (これは私のハード固有の問題かもしれませんが)
Debian 10導入後,ここのサイトにあるコマンドを入れこむと良いです.
Samba
問題1
The property 'nullpasswords' does not exist in the model 'conf.service.smb'."
というエラーが出てSambaを有効にできませんでした.
解決方法
OpenMediaVaultの設定用xmlを直接編集しました.参考
設定側にlocalmaster
の項目を追加すれば解決するかとも考えましたが,同様のエラーとなりました.
/etc/openmediavault/config.xml
<smb> <enable>0</enable> // 0→1に変更 <workgroup>WORKGROUP</workgroup> <serverstring>%h server</serverstring> <loglevel>0</loglevel> <usesendfile>1</use
問題2
共有フォルダでTimeMachineが有効になりませんでした.
解決方法
共有フォルダのオプションに下記設定を追加すると有効になりました.参考
vfs objects = catia fruit streams_xattr fruit:time machine = yes
OMV
導入は以下のコマンドで可能です.
wget -O - http://omv-extras.org/install | bash
その他
また気づいたことを追記していきます.